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介護に悩んだら誰に相談するべき?正しい相手、間違った相手

今回は介護に悩んだ時に相談する相手についてご紹介します。
皆様は介護に悩んだ時、誰に相談をしていますか?
ご家族の方?それとも専門の知識を持っている方でしょうか?
そんな介護に悩んだ時に相談する相手についてご紹介していきたいと思います。

結論から述べますと、介護の正しい相談相手は専門家(ケアマネージャー)や市役所などになります。

 家族や身近な人に相談する

介護だけでなく、家族や身近な人には色々な相談をしやすいですよね。
それで、ストレス発散や悩みの共感ができます。
ですが、根本的な解決には至っていないことになりませんか?
「どうして大変なのか?」
「介護の正しい方法があるんじゃないのか?」など本当に知りたい事は、専門的な人や組織が知っています。
実は介護の相談相手として家族や身近な人は、間違った相手と言えます。
もちろん、ストレス発散や悩みの共感を得ることも必要です。
話しやすい間柄ですし、知らない人に家族のことを話すのは気が引けるのも事実。
しかし、知識を得なければ根本的な解決にならないですね。

専門的な知識を持っている人や組織とは?

では、具体的にどのような人や組織に相談すると良いでしょうか?

5つのケースについて詳しくご紹介しますので、まずは相談しやすい人や機関があれば検討してみると良いですよ。

ケアマネージャー(介護支援専門員)や居宅介護支援事業所

ケアマネージャーは、介護福祉士などの国家資格を持った状態で5年間の実務経験が必要な資格です。(国家試験合格も必要)
つまり、介護のプロ中のプロ!!!
仕事の内容は要支援、要介護認定を受けた方やご家族からの相談を受け、利用者の状態に合わせたサービスの計画を立てます。
そして、そのケアマネージャーが在籍しているのが、居宅介護支援事業所です。

市役所や区役所の担当課

市区町村によって名称は異なりますが、いわゆる福祉相談窓口に相談してみましょう。
介護の相談だけでなく、介護保険制度や福祉全般の悩みを解決してくれます。

地域包括支援センター

地域包括支援センターは、福祉の総合的な窓口となっています。
こちらにも専門的な職種(ケアマネージャーやソーシャルワーカー)が在籍しているので安心して頼ることができますよ。

民生委員や地域のボランティア

住んでいる地域の様々なサポートを行っているので、介護の相談にも乗ってもらえます。
その後で市役所や地域包括支援センターを紹介してもらうこともできて、とても相談しやすい存在です。

介護者家族の会

介護をしていると、どうしても家の中にいる時間が長くなります。
人との交流が減り、社会から離れているような焦りや不安も感じるでしょう。
そんな時にインターネットを使って行われる介護者家族の会です。
情報の交換はもちろん、介護をしている人にしかわからない苦労や不安を打ち明けることができます。
経験者のアドバイスはとても有益な情報になるでしょう。

中には、「こんな相談してもいいのかな?」や「まだ慌てなくても大丈夫」と思っている方もおられるでしょう。
しかし、介護は先の見えないトンネルのようなもので、肉体的負担と精神的負担は長くなるにつれ増えていきます。(介護度が上がることも理由)
なので、どんな些細なことでも分からないことや不安なことは早めに相談することをお勧めします。

介護に迷ったら相談すべき相手のまとめ

今回は介護に悩んだ時に相談する相手についてご紹介をしました。
愚痴を言ってストレス発散するだけなら、家族や友人でもいいかもしれません。
ですが、それが原因で家族の折り合いが悪くなるケースもあります。
そうなる前に、専門家(ケアマネージャー)や市役所などに相談することをお勧めします。

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