「食べられなくなった」は、ケアプランを見直す理由になる
ケアマネジャー(介護支援専門員)は、要介護認定を受けた方のケアプランを作り、サービス事業者と調整する専門職です。費用は全額介護保険から出るため、利用者の自己負担はありません。
担当してもらえる範囲は広く、次のことを相談できます。
ケアマネジャーは月に1回程度、自宅を訪問します(モニタリング)。このとき、食事の変化を必ず伝えてください。聞かれなくても、こちらから言っていい内容です。
| 伝えること | なぜ重要か |
|---|---|
| 体重が減った(数字で) | 低栄養の目印。半年で5%減は要注意 |
| むせるようになった | 誤嚥性肺炎の危険。嚥下の評価につながります |
| 食事に時間がかかるようになった | 形態の見直し、口の中の問題 |
| 作らなくなった、買い物に行かなくなった | 認知機能や意欲の変化かもしれません |
| 同じものばかり食べている | 栄養の偏り。認知症の初期に見られることがあります |
| 冷蔵庫に古いものが溜まっている | 同上。食中毒の危険もあります |
| 入れ歯が合っていない | 訪問歯科につなげます |
これらは「介護のこと」ではないと思われがちですが、すべてケアプランに関わります。管理栄養士の訪問、訪問歯科、配食の追加、デイサービスでの食事観察といった手が打てます。
ケアマネジャーは、言われないことは把握できません。月1回の訪問で見えるのはその日の様子だけです。
サービスを始めるときや見直すときには、サービス担当者会議が開かれます。本人・家族・ケアマネジャー・各サービス事業者が集まる場です。
ここは、食事形態やアレルギー、制限を関係者全員に一度で伝えられる機会です。デイサービス、ショートステイ、訪問介護、配食事業者。それぞれに個別に伝えるより確実です。
退院直後の引き継ぎは退院時に食事形態を引き継ぐをご覧ください。
ケアマネジャーは変更できます。これは利用者の権利です。
サービスが途切れないよう、新しい担当が決まってから変更してください。気まずさを心配して我慢する必要はありません。
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