準備運動をしてから食べる。それだけでむせが減ることがある
飲み込みは、舌・のど・首の筋肉が順番に動く一連の運動です。運動である以上、いきなり始めるより準備をしたほうがうまくいきます。
加えて、体操をすることで唾液が出やすくなり、口の中が湿ります。乾いた口では食べ物がまとまりません。目を覚まし、姿勢を整え、体を「食べる準備」に切り替える意味もあります。
時間は1〜2分で十分です。長くやることより、毎食前に必ずやることのほうが効きます。
全部やらなくても構いません。4・5・6の3つだけでも意味があります。できることから始めてください。
| 場面 | できること |
|---|---|
| 会話 | 話すこと自体が口と舌の運動。人と話す機会を増やす |
| 歌 | 息を長く使い、口を大きく動かす。カラオケ、童謡 |
| 音読 | 新聞や本を声に出して読む |
| よく噛む | 一口30回。かむ力そのものの維持になります |
| うがい | ぶくぶくうがいは頬の筋肉、がらがらうがいは喉の筋肉を使う |
人と話す機会が減ることは、口の機能の低下に直結します。体操よりも会話のほうが続けやすい方も多くいます。
次の場合は自己流で続けず、担当の医師・歯科医師・言語聴覚士に相談してください。
飲み込みの訓練には、体操以外に専門職が行うものがあります。介護保険の訪問リハビリテーション、通所リハビリテーション、居宅療養管理指導などで受けられます。ケアマネジャーに相談してください。
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