安全のためにやったことが、別の危険を連れてくることがある
アレルゲンを避けることは必要な処置です。しかし高齢者では、その処置が低栄養の入口になることがあります。経路は3つあります。
3つ目が最も多く、そして最も見えにくい経路です。医師が指示した以上の除去を、本人や家族が積み増していないかを定期的に確かめてください。
| 見るもの | 危ない目安 | 測り方 |
|---|---|---|
| 体重 | 6か月で3%以上、または2〜3kg減った | 週1回、同じ時間・同じ服装で量る |
| BMI | 20未満(高齢者は21.5〜24.9が目安) | 体重(kg)÷身長(m)÷身長(m) |
| ふくらはぎ周囲長 | 男性34cm未満、女性33cm未満 | いちばん太いところをメジャーで測る |
| 食事量 | いつもの半分以下の日が続く | 残した量を記録する |
| 見た目 | ベルトの穴、指輪、入れ歯が合わなくなった | 日常のなかで気づける |
ふくらはぎを測る方法は道具がいらず、体重計に乗るのが難しい方でも確かめられるのが利点です。指で輪を作ってふくらはぎを囲み、隙間ができるようなら筋肉量が落ちています(指輪っかテスト)。
管理栄養士や医師に相談するとき、次のものがあると話が早く進みます。
相談先は、かかりつけ医、病院の栄養相談室、地域包括支援センターです。介護保険を使っている方はケアマネジャー経由で管理栄養士による居宅療養管理指導を組み込める場合があります。
除去をしながら栄養バランスを保つ献立を、毎日家庭で組み立てるのは負担の大きい作業です。1食でも外部に任せられれば、残りの2食に手をかけられます。
配食のふれ愛 太子店の弁当は管理栄養士が1食ごとの栄養価を設計しています。アレルギーの登録と献立表の事前確認により、除去が必要な日をあらかじめ把握できます。詳しくは高齢者が気をつけたい低栄養とその対策もあわせてご覧ください。
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